東京(330)と横浜(315)の間にあるもの
洞爺湖マラソンの翌日25日、日本陸連から2009横浜国際女子マラソンの大会概要が発表になった。
去年幕を閉じた東京国際女子マラソンの後継大会として始まることになったこの大会に、残念ながら「市民の部」はなかった。
参加資格は、フルマラソンの記録では、女子の国際ランナーとしてのスタンダードな基準タイムの3時間15分。当然、
陸連公認の競技会の公認記録が必要になってくる。
コースは横浜の街を周回するコース。フラットでスピードを狙えるコースという事だ。エリートにとっては、走りやすいのかもしれない。
東京国際の市民の部の参加資格だった3時間30分は、女性ランナーが目標として取り組みやすいタイムだった。
だから大勢の女性たちが3時間30分を切ることを目指し、夢を実現させ、そして夢に向かって練習をしていた。
そして私もその中の一人だった。
3時間30分と3時間15分。たった15分の違いだけれど、この間には何百人もの女性ランナーの記録がひしめいているのだ。
今年の洞爺湖マラソンでも、きっと3時間30分の目標に向かって走っていた女性も多いと思う。
もしかしたら横浜目指して初めて3時間30分を切った人もいるだろう。
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