文化・芸術

2016.07.01

函館マラソンNo.2~飽きないコースだ

翌早朝、車が風に揺れるので目が覚めた。雨は落ちてないけど、猛烈な風。試練です。強風のフルマラソン。コースは海岸沿いを含む。
と書くと、色々相当大変な状況ですが、私はほとんど気にならなかった。目標は海鮮丼だからね。
P_20160626_072849この日の衣装は、長沼町PRポロシャツ。
そこなしにうまい長沼です。緑バージョン。
なんか雨降りそうだし、寒いのでその下に縞々インナー。
短パンは黄色の花柄。
頭は、frunてぬぐい、赤。なんという色合わせ。
いいよね、目立つから。
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千代台競技場について、frunの仲間に会い、あれこれしてたらとっても懐かしいfrun仲間に偶然遭遇。仙台から一人で来てると言う。新幹線効果だ。

スタート前、すでに整列が始まった競技場のコースで、去年からご縁があったブラインドランナーAさんと伴走の本間さんに会う。
3時間半を狙うというハイペースランナーさんだ。

いよいよスタートの時間。サブ伴走をお願いした普段はなすびで気楽に走る方と共に、Aさんと本間さんの横で混雑回避のためペースを上げて着いていった。上げたといってもたぶん5分20秒~30秒。
せいいっぱい。3キロくらい走って先に行ってもらった。
がんばってください。応援してますよ!と後ろから念を送った。

5キロの表示。コースの時計を見るとキロ6分は切っている。時計を見たら・・・、ストップウォッチ押してない(苦笑)。去年の別海走って以来、普段の練習でも時計をして走ってないので、扱いを忘れてしまった。まあ途中でタイムを気にしてもどうしようもないので、単なる時計として利用。以後ゴールまで時計を見ることはなし。既に、時計を見るという習慣がなくなっているらしい。
5キロごとにコース上にはタイム表示の時計があるので、それで充分。

コースは何度も折り返しがあって、アップダウンもある変化に富んだもので、飽きることがありません。観光名所も通るので、なんとなくウキウキするし。ともえ大橋というベイエリアを縦断する全長1924メートルの臨港道路もコースです。

住宅街も通るコースの沿道には、近所の家族やおじいちゃん、おばあちゃん。悪天候なのに、ダウンコートなんか着こんで応援してくれている。どう見ても知り合いの応援という雰囲気ではない。
函館弁。特徴あるイントネーションの浜言葉で応援してくれる。
なんかうれしい。
8キロくらい。昨日、晩ご飯食べたグリル塩豚が見えてきた。
おお~。えんとん!豚肉のお陰で調子良いよ~。
最初の折り返しで戻ってくるランナーの中に、快調なペースで走るAさんと伴走の本間さん&なすびを見つける。
「頑張って~!」と叫んだが、あっ、ちゃんと名前を呼ばなくちゃと反省する。次は、名前を言おう。
10キロ通過したところで見た時計。あらキロ6分わずかに切るペース。苦しくもなし、まあ淡々と走れるペース。
自分が折り返して、反対側のランナーに声援を送る。
あんさんがいた!サロマに出られなかった雪辱を函館で!
関東から来道のfrunのにこぱさんもやってきた。頑張って~。
折り返しコースは飽きない。
が、漁火通りはすごい風だ。雨だか海の塩粒だかよくわかんないものが、横から吹き付ける。
今度はグリル塩豚を右に見ながら、夫が応援しているらしい21キロ手前の啄木公園へ。相変わらず猛烈な雨と風の中、にこやかに手を振ってみる。通り過ぎる時に、もうやけくそだ~と言いながら通過。
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ハーフを走ったときに覚えていた谷地頭電停の坂道。走ってみると、たいしたことない。
その後、なんだかあっち行ったりこっち行ったり、あとで地図を見てもよくわからないが、何回か折り返しでランナーとすれ違い、函館の新名所だという「ともえ大橋」というなが~い橋を通って赤レンガ倉庫群を通過。なぜか、あまり疲れてないし、距離の長さも感じない。
なんでだろ。そうだ!28キロくらいでもらった、五勝手屋羊羹HAKODATE MARATHON仕様だ!
あんこLikerの私には超魅P_20160626_180549力的なエイドで、もらって一口食べてあとはバトンのように持ちながら走っていた。
人工的な味の補給食を口に入れるよりも、こんなのがいいんだ。
幸い、いつも苦労するお腹の調子もまずまず。ここまでトイレ一回の上出来加減。
あとは、ミニ海鮮丼を食べるだけ!(正式名称、漁火がごめ丼)
36キロエイド手前で向こうから走ってくる人が、海鮮丼旨かったと言っている。数量限定らしいので、とにかく私の分は残しておいて~。
とうとう目的地。36キロエイド到着。
バナナ、ミニトマトの定番の他に、夕張メロン、スナッフルズのチーズオムレット函館千秋庵総本家のカステラ饅頭函館散歩、函館冷やし塩ラーメン(ジュレタイプ)、そして漁火がごめ丼と並んでいる。夢のようだ!
何を食べようかと迷ったが、がごめ丼はもちろんとして、結局夕張メロンを選んだ。私は夕張郡長沼町から函館に行ったから。
メロン、ジューシー、甘い、旨い。
がごめ丼。なんだこれ。旨いよ。イカ、ホタテ、イクラ、ウニも入ってたの?あんまりおいしくてあっという間に食べたんだよね。ご飯にがごめ昆布が入ってて薄味ついてるの。
ボランティアのおばさまに、おいしいね~って言ったら、もう一個食べなさいって。でも、後ろの人にあたらないとかわいそうだから、一個で我慢しますよ。と、かっこつけて先を急いだ。
本当は、もっと食べたかったけど。
函館マラソンの特筆すべき点はエイドの充実。
マラソンのエイドはこんなもんでいいかなあっていう妥協は一切ない。
その辺りの話はここを読んでください。エイドについては、全6篇あります。
http://hakodate-marathon.jp/history/

最悪のコンディション・・・・な、はずなんだけど、雨のレースが好き、アップダウンがあった方が好き、強風は慣れてる、暑いより寒い方が100倍いいと、私にとっては、Good condition。
もともとタイムを気にしてないので、淡々と前に進むだけ。 エイドでお腹も心も満たされたので、沿道の応援ににこやかに応えるのは、デフォルトです。

長い・・・、まだゴールしてません。
休憩します。

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2009.11.29

文化活動とRUNスタイルの共通点

 朝から雪がちらつく土曜日。つくばで3.5返り咲きをやってのけたトン子さんと、飛ぶ鳥を落とす勢いでアオタイに乗り込むジュンジュンさんの二人の豪華ランナーを連れて隣町へ。
 この豪華メンバーにもかかわらず、行き先は「文化活動」です。王子製紙の森林博物館で開催される「ネイチャーリース作り」へGO!!

 この催しなんと無料です。太っ腹!王子製紙様、どうもありがとうございます。 去年も参加して大感激だったので今年も絶対行こうと決めていた。
 今年の日程が決まった時、この日に一緒にRUNの予定を立てていたジュンジュンさんには断りなく、勝手にこちらのイベント参加に変更。 大丈夫、彼女は創作活動が好きなはずだから。そして1ヶ月前に見事なハロウィンかぼちゃを作っていたトン子さんの分も勝手に申し込み。 予定は聞いていないけど、きっと来れるはず(笑)
 栗山に向かう途中の空模様は、どんどん強くなる雪、雪、雪。視界も不良になってくる。RUNだけの予定じゃなくて良かった。ホッ。

さて、肝心のリース作りは、豊富な材料にイメージを膨らませ・・・。
まつぼっくり
今年はでかいの作ろうって決めていたので、一番大きいリースの輪を選んで、さあスタート!!
ネイチャーリース制作中
松ぼっくりをペタペタとグルーガンでくっつける。まだくっつける。くっつける。ついでに今年はぶら下げ飾りもくっつける。うむ、 ほぼイメージ通り!
2時間の制限時間いっぱいに使って全力投球の制作活動でした。

この2時間の使い方は、RUNスタイルにも似て・・・。
トン子さん・・・全体を見つつ、大胆にかつ緻密に、バランスよく。出来上がりは、まあ素敵!
ジュンジュンさん・・・この制作活動時間そのものを楽しんでいる。夢がいっぱい。
私・・・飛ばす、飛ばす。最初の30分の進み具合は誰よりも早かった。あまり考えずにどんどん飛ばす。
3人とも完成!
こんな感じで創作活動をして、3名共出来上がり!3人とも満足の笑顔です。

さて、ランナーなのでこれだけでは終らない。

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