函館マラソンNo.3~頑張れた理由
No.2から、ちょっと日が経ってしまいました。そろそろ最後を読みたい人が3人位はいるかもしれないので、完結編を。
レースの終盤。海鮮丼を食べ再びともえ大橋の大きなアップダウンを通過して一般道に出ました。なんだか方向感覚が狂っていて、あと数キロでゴールというのが信じられません。
圧倒的練習不足に関わらず足は何とか動いてくれて前に進んでくれています。ペースは若干落ちた程度。
何しろ、シャリバテありません。羊羹に海鮮丼食べてデザート夕張メロンでシャリバテたら叱られます。他の大会では、自力で運んだ人工的な味の濃厚ジェルとアミノ酸とかクエン酸とかの白い粉で自分をごまかしているのに、函館では人間らしい食べ物をお腹に入れて走っていたせいでしょうか。
それも一つの理由。
もうひとつは、沿道の応援。
天気が悪いのに、ダウンやらカッパやらを着こんで、声援を送ってくれた函館の人々に、心からありがとうとお礼を言いたい。
ゴールもまじかの沿道に一人で立っていた高齢の女性。
「良かった。ありがとう~」って手を振ってくれている。
「ありがとうって、こちらが言う言葉です。ありがとうございます~。」と精一杯叫んで来ました。
函館の応援は温かい。15年以上前に感じていた私の感覚は月日が経ってもそのままでした。
ゴールは、スタートと同じ、千代台競技場。
入ってすぐ目の前にゴールゲートが見える。
なんとか4時間20分以内にゴールできた。これ最近ではかなり上出来です。思わず、グリコになっちゃった。
頑張れた3つ目の理由。
スタート直後少し併走させてもらった関西からお越しのブラインドランナーのAさんの存在です。昨年ハーフで函館を走り、今年はフルで函館参戦。伴走を務めてくれた高速ランナーさんと、同じfrun仲間のにゃすまろさんもがんばっています。何度もある折り返しのコースは、先行しているランナーからエールをもらい、そしてこちらもエールを返し、私の後を走ってくるランナーを探してはエールを送り。その繰り返しは、42キロを長く感じさせないものでした。
仲間の頑張りを確認しながら、私も、前へ前へと走っているうちに気がついたら40キロ走っていました。
観光地を巡るし、走ってる仲間と何度も会えるの楽しいコースでした。
そんな色々な要素が絡まって、練習不足の私が楽しく走れちゃった函館マラソンでした。
ゴールしてから、クロネコヤマトのお兄さんの爽やかな対応に感動しつつ荷物を受け取り、イカと記念撮影したりしていたら、
「こうめさんですか?」と声を掛けてくれた人がいました。
緑の長沼そこなしにうまい!ポロシャツ着用だったけれど、頭にfrun手ぬぐいを巻いていたせいで私とわかってくれたようです。
ずっと以前、伴走の事で私に問合せをしてくださった方で、それが縁で一度伴走をされた事があったとの事。
一緒にいたお仲間に「こうめさんと言って、北海道では有名なランナーさんです」と紹介してくれていたので、「いや、それは昔の話で。今は、ボチボチ走ってるだけの・・・」
(あ~、こうめさんを覚えてくれている人がまだいるんだね。)
すみません。もっとこのこうめRUNブログも更新しなきゃ。と、たまに記事を書くたびに書いてる気がする。
なんだかダラダラと書いてしまって、まとまりませんが・・・。
結論として、函館マラソンはとてもいい!
気に入った。
だから来年も行きたい。
以上!
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