日記・コラム・つぶやき

2016.07.04

函館マラソンNo.3~頑張れた理由

No.2から、ちょっと日が経ってしまいました。そろそろ最後を読みたい人が3人位はいるかもしれないので、完結編を。

レースの終盤。海鮮丼を食べ再びともえ大橋の大きなアップダウンを通過して一般道に出ました。なんだか方向感覚が狂っていて、あと数キロでゴールというのが信じられません。
圧倒的練習不足に関わらず足は何とか動いてくれて前に進んでくれています。ペースは若干落ちた程度。
何しろ、シャリバテありません。羊羹に海鮮丼食べてデザート夕張メロンでシャリバテたら叱られます。他の大会では、自力で運んだ人工的な味の濃厚ジェルとアミノ酸とかクエン酸とかの白い粉で自分をごまかしているのに、函館では人間らしい食べ物をお腹に入れて走っていたせいでしょうか。
それも一つの理由。

もうひとつは、沿道の応援。
天気が悪いのに、ダウンやらカッパやらを着こんで、声援を送ってくれた函館の人々に、心からありがとうとお礼を言いたい。
ゴールもまじかの沿道に一人で立っていた高齢の女性。
「良かった。ありがとう~」って手を振ってくれている。
「ありがとうって、こちらが言う言葉です。ありがとうございます~。」と精一杯叫んで来ました。

函館の応援は温かい。15年以上前に感じていた私の感覚は月日が経ってもそのままでした。

ゴールは、スタートと同じ、千代台競技場。
入ってすぐ目の前にゴールゲートが見える。
なんとか4時間20分以内にゴールできた。これ最近ではかなり上出来です。思わず、グリコになっちゃった。
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頑張れた3つ目の理由。
スタート直後少し併走させてもらった関西からお越しのブラインドランナーのAさんの存在です。昨年ハーフで函館を走り、今年はフルで函館参戦。伴走を務めてくれた高速ランナーさんと、同じfrun仲間のにゃすまろさんもがんばっています。何度もある折り返しのコースは、先行しているランナーからエールをもらい、そしてこちらもエールを返し、私の後を走ってくるランナーを探してはエールを送り。その繰り返しは、42キロを長く感じさせないものでした。
仲間の頑張りを確認しながら、私も、前へ前へと走っているうちに気がついたら40キロ走っていました。
観光地を巡るし、走ってる仲間と何度も会えるの楽しいコースでした。

そんな色々な要素が絡まって、練習不足の私が楽しく走れちゃった函館マラソンでした。

ゴールしてから、クロネコヤマトのお兄さんの爽やかな対応に感動しつつ荷物を受け取り、イカと記念撮影したりしていたら、
「こうめさんですか?」と声を掛けてくれた人がいました。
緑の長沼そこなしにうまい!ポロシャツ着用だったけれど、頭にfrun手ぬぐいを巻いていたせいで私とわかってくれたようです。
ずっと以前、伴走の事で私に問合せをしてくださった方で、それが縁で一度伴走をされた事があったとの事。
一緒にいたお仲間に「こうめさんと言って、北海道では有名なランナーさんです」と紹介してくれていたので、「いや、それは昔の話で。今は、ボチボチ走ってるだけの・・・」
(あ~、こうめさんを覚えてくれている人がまだいるんだね。)
すみません。もっとこのこうめRUNブログも更新しなきゃ。と、たまに記事を書くたびに書いてる気がする。
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なんだかダラダラと書いてしまって、まとまりませんが・・・。
結論として、函館マラソンはとてもいい!
気に入った。
だから来年も行きたい。
以上!

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2016.07.01

函館マラソンNo.2~飽きないコースだ

翌早朝、車が風に揺れるので目が覚めた。雨は落ちてないけど、猛烈な風。試練です。強風のフルマラソン。コースは海岸沿いを含む。
と書くと、色々相当大変な状況ですが、私はほとんど気にならなかった。目標は海鮮丼だからね。
P_20160626_072849この日の衣装は、長沼町PRポロシャツ。
そこなしにうまい長沼です。緑バージョン。
なんか雨降りそうだし、寒いのでその下に縞々インナー。
短パンは黄色の花柄。
頭は、frunてぬぐい、赤。なんという色合わせ。
いいよね、目立つから。
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千代台競技場について、frunの仲間に会い、あれこれしてたらとっても懐かしいfrun仲間に偶然遭遇。仙台から一人で来てると言う。新幹線効果だ。

スタート前、すでに整列が始まった競技場のコースで、去年からご縁があったブラインドランナーAさんと伴走の本間さんに会う。
3時間半を狙うというハイペースランナーさんだ。

いよいよスタートの時間。サブ伴走をお願いした普段はなすびで気楽に走る方と共に、Aさんと本間さんの横で混雑回避のためペースを上げて着いていった。上げたといってもたぶん5分20秒~30秒。
せいいっぱい。3キロくらい走って先に行ってもらった。
がんばってください。応援してますよ!と後ろから念を送った。

5キロの表示。コースの時計を見るとキロ6分は切っている。時計を見たら・・・、ストップウォッチ押してない(苦笑)。去年の別海走って以来、普段の練習でも時計をして走ってないので、扱いを忘れてしまった。まあ途中でタイムを気にしてもどうしようもないので、単なる時計として利用。以後ゴールまで時計を見ることはなし。既に、時計を見るという習慣がなくなっているらしい。
5キロごとにコース上にはタイム表示の時計があるので、それで充分。

コースは何度も折り返しがあって、アップダウンもある変化に富んだもので、飽きることがありません。観光名所も通るので、なんとなくウキウキするし。ともえ大橋というベイエリアを縦断する全長1924メートルの臨港道路もコースです。

住宅街も通るコースの沿道には、近所の家族やおじいちゃん、おばあちゃん。悪天候なのに、ダウンコートなんか着こんで応援してくれている。どう見ても知り合いの応援という雰囲気ではない。
函館弁。特徴あるイントネーションの浜言葉で応援してくれる。
なんかうれしい。
8キロくらい。昨日、晩ご飯食べたグリル塩豚が見えてきた。
おお~。えんとん!豚肉のお陰で調子良いよ~。
最初の折り返しで戻ってくるランナーの中に、快調なペースで走るAさんと伴走の本間さん&なすびを見つける。
「頑張って~!」と叫んだが、あっ、ちゃんと名前を呼ばなくちゃと反省する。次は、名前を言おう。
10キロ通過したところで見た時計。あらキロ6分わずかに切るペース。苦しくもなし、まあ淡々と走れるペース。
自分が折り返して、反対側のランナーに声援を送る。
あんさんがいた!サロマに出られなかった雪辱を函館で!
関東から来道のfrunのにこぱさんもやってきた。頑張って~。
折り返しコースは飽きない。
が、漁火通りはすごい風だ。雨だか海の塩粒だかよくわかんないものが、横から吹き付ける。
今度はグリル塩豚を右に見ながら、夫が応援しているらしい21キロ手前の啄木公園へ。相変わらず猛烈な雨と風の中、にこやかに手を振ってみる。通り過ぎる時に、もうやけくそだ~と言いながら通過。
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ハーフを走ったときに覚えていた谷地頭電停の坂道。走ってみると、たいしたことない。
その後、なんだかあっち行ったりこっち行ったり、あとで地図を見てもよくわからないが、何回か折り返しでランナーとすれ違い、函館の新名所だという「ともえ大橋」というなが~い橋を通って赤レンガ倉庫群を通過。なぜか、あまり疲れてないし、距離の長さも感じない。
なんでだろ。そうだ!28キロくらいでもらった、五勝手屋羊羹HAKODATE MARATHON仕様だ!
あんこLikerの私には超魅P_20160626_180549力的なエイドで、もらって一口食べてあとはバトンのように持ちながら走っていた。
人工的な味の補給食を口に入れるよりも、こんなのがいいんだ。
幸い、いつも苦労するお腹の調子もまずまず。ここまでトイレ一回の上出来加減。
あとは、ミニ海鮮丼を食べるだけ!(正式名称、漁火がごめ丼)
36キロエイド手前で向こうから走ってくる人が、海鮮丼旨かったと言っている。数量限定らしいので、とにかく私の分は残しておいて~。
とうとう目的地。36キロエイド到着。
バナナ、ミニトマトの定番の他に、夕張メロン、スナッフルズのチーズオムレット函館千秋庵総本家のカステラ饅頭函館散歩、函館冷やし塩ラーメン(ジュレタイプ)、そして漁火がごめ丼と並んでいる。夢のようだ!
何を食べようかと迷ったが、がごめ丼はもちろんとして、結局夕張メロンを選んだ。私は夕張郡長沼町から函館に行ったから。
メロン、ジューシー、甘い、旨い。
がごめ丼。なんだこれ。旨いよ。イカ、ホタテ、イクラ、ウニも入ってたの?あんまりおいしくてあっという間に食べたんだよね。ご飯にがごめ昆布が入ってて薄味ついてるの。
ボランティアのおばさまに、おいしいね~って言ったら、もう一個食べなさいって。でも、後ろの人にあたらないとかわいそうだから、一個で我慢しますよ。と、かっこつけて先を急いだ。
本当は、もっと食べたかったけど。
函館マラソンの特筆すべき点はエイドの充実。
マラソンのエイドはこんなもんでいいかなあっていう妥協は一切ない。
その辺りの話はここを読んでください。エイドについては、全6篇あります。
http://hakodate-marathon.jp/history/

最悪のコンディション・・・・な、はずなんだけど、雨のレースが好き、アップダウンがあった方が好き、強風は慣れてる、暑いより寒い方が100倍いいと、私にとっては、Good condition。
もともとタイムを気にしてないので、淡々と前に進むだけ。 エイドでお腹も心も満たされたので、沿道の応援ににこやかに応えるのは、デフォルトです。

長い・・・、まだゴールしてません。
休憩します。

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2014.10.13

体育の日は町民ロードレースだよ。

毎年体育の日には、町内在住者と在勤者のみが参加できるロードレースの大会が開催されます。
参加者は、スポーツ少年団のこどもたちとか、町内のランニング愛好者。
長沼レディースチームのまとめ役T美さんと、在勤のこちらもT(ake)さん。10キロのレースに出場でした。
Takeさんには、なんとしても3位以内入賞でメダルを取っていただきたく、またTさんには長沼女性代表として優勝してもらいたく、応援してきました。
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スタートを見送った後は、こどもたちのリレーマラソンに声援を送ります。
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自転車で伴走して声援を送るおばあちゃんがいたりしてほほえましい。

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2013.12.24

サンタはみんなを笑顔にする

メリークリスマス!
冬至も過ぎ、あとはどんどん日が長くなって春になるのを待つだけ。

年末恒例のfrun北海道の大忘年会。
あれ?サンタ姿の人がいる。

ランナーの忘年会にはRUNが付き物。
いつものRUNに加えて、実は今年は「Hokkaido Little Santa RUN」という私たちにぴったりのイベントが同じ日にあったので、希望者はそちらにも乗っかってきました。
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180名くらいのサンタが集合して大通公園を歩きました。
写真は、こちらから頂きました。
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ゴールの3丁目で記念写真。イベントは大通西3丁目で終了ですが、私たちはサンタのまま西に向かってどんどん走りました。歩道を歩いている人や、横を通る車の中の人の多くが、赤いサンタたちが走っているのを見つけると、笑顔になって手を振ってくれました。
大会で仮装をして走るのとはちょっと違う点。それは道行く人は、サンタの格好をした人が大勢通ると思っていないこと。不意打ちでサンタがあなたの目の前に現れたらどうする?
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その後は、夕方から30名を超えるランナーが集って、今年あったあれこれを楽しく語りました。
年齢もキャリアも全然バラバラだし、実は去年の忘年会以来という人もいたりするほんとに緩い集まりのfrunの忘年会はなぜか居心地が良いです。みんないい顔。 サンタも真ん中にちゃんといます。
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サンタになってわかったこと。
サンタクロースはみんな知っている嬉しい楽しいシンボルだから、サンタを見ると、なんだかほんわかいい気分になって笑顔になってしまうんですね。そんな笑顔の人たちを見ていると、サンタになってる私たちも笑顔になる。
サンタクロースってすごい!

このSanta Runの参加料の一部が、札幌市内の小児病棟に入院している子供たちへのプレゼントに充てられます。
クリスマスイブの今日、プレゼントを持ったサンタたちが子供たちに会いに行きました。

世界中の子供たちと大人たちに、笑顔で楽しいクリスマスが来ますように。
平和で安心な世の中になりますように。

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2013.11.10

近況報告~2013年11月

休足の日々も少し飽きてきて、気が向いたら走ってます。
久しぶりにほくほく庵にうどんRUNも行ってきました。長沼レディースのみんなと開店目指して行ったのにすでに店の前には車がたくさん。30分待ちの合間にご近所の、骨董屋さんの「あまりや」さんへ。
家から往復14キロくらい。初10キロ超えのメンバーもいました。でも、ゆっくりだったからちゃんと走れましたよ!
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昨日は、貴重な貴重な晴れの日。
ご近所のTさんと一緒に、まっすぐ家から山に向かって名水まで。
そこからちょっとだけ馬追山に入ってみました。走らない。ちょこっとだけハイキング。
今年は故障もあって馬追山に行く機会もめっきり減ってしまったのが残念でした。木々の葉っぱもすっかり落ちてしまっていましたよ。来年は春から何度も行きたいなあ。


頑張っていたころ、11月と言えば「東京国際女子マラソン」を控えて最終調整してたなあなんて、遠い昔のように思い出します。
11月の最初の日に、誕生日が来て、ついに57歳!アラ還の部類かも。

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2013.01.21

ランニングは、本当にブームなんだな。

ここ数日でそう思わせる事がいくつかあった。

その1.ランニング婚活ってのがあるらしい。ランニングが好きな男女が走って婚活。ついでにコーチがついてランニングの秘訣も教えてもらえる。もちろん男性の会費のほうがずっとお高くて、6000円!
婚活年齢の男女にもランナーが大勢いるってことでしょう。
http://www.exeo-japan.co.jp/ex_special/special.php?pt=35

その2.札幌では、雪のないところからの旅行者むけに、雪道RUN用のシューズのレンタルをやっているそうだ。一日100円!
ついでに、雪道RUN付きのツアーも販売されている。
http://info.rurubu.travel/theme/area/local12/12a0129/

その3.サロマ湖100キロウルトラマラソンの100キロの部が1日半で定員になった。定員は3500名。
13時間の制限時間で100キロを走る大会が1日半で埋まってしまうなんて、びっくり。
http://saromanblue.jp/
フルマラソンを走る人が増えたから、その次はウルトラを走ってみたい。100キロ走ったらどんな感動があるんだろう。そんな気持ちの人が増えたのかもしれない。
2000年に私が走ったときは、参加者が1839人。完走者は1057人。うち女性は112人しかいなかった。
http://sotoasobi.or.tv/koume/saroma.html
今年のサロマはきっと華やかなんだろうなあなんて想像してしまいます。チャレンジする皆さん、思いきり苦しんできてください(笑)

10年後もこのブームがブームで終わらず続いていてほしいと思う反面、出たい大会が全部抽選なんて事にならないように祈るばかり。

私は、たとえブームが去っていたとしても、走ることをやめるなんて考えもせず、テクテク走ってるばあちゃんになってるような気がします。
どこに行くにもとりあえずシューズは持って出かけるばあちゃんね。
もちろん最後に棺おけの中にも持っていくに違いない。

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2013.01.03

2013年はどんな年になるのかな?

あけましておめでとうございます。すっかりご無沙汰ブログです。
新年にあたり、抱負などを述べようかなと、ふっと思ったりしたので、久々に書いています。

大荒れ予報の年末年始のはずだったけれど、大荒れの低気圧は道北地方で猛威を振るっていて、南空知にはやってきませんでした。
思いのほか、穏やかな正月。
元旦には、地元の神社で早朝参拝をして、初日の出RUNをすることができました。
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誰もいない神社の境内ははシンとしていました。
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そして、恒例の1月2日、札幌の三角山に登り、新年の抱負を叫び、みんなで持ち寄った料理を食べ、寒さしのぎのお酒を飲み、今年も楽しくやりましょうやといつものように年を明けました。
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山頂では、今年の抱負を札幌の街に向かって各自叫ぶのだが、ここ数年、あまり具体的なことは言わずににいた私。
でも、ちょっと待ってと考えた。
具体的に何かがないから、どうも中途半端な感じ。できてもできなくてもとりあえず目標はなくてはいけない。

2013年三角山の叫び

という事で、今年の洞爺湖マラソンで3時間30分を目指してみようじゃないかと決めました。
frun関係者が色々とバトルを繰り広げる展開が予想されるので、そこで外から眺めているよりは自分がどっぷり入ってしまったほうが楽しそうでしょ。
という事で、ライバルのみなさん、よろしく!
年齢的にどうでしょ?という疑問はありますが、おかげさまで経験はたっぷり。どんな練習が必要かもわかっております。あとはやる気のみ。5月の下旬まで頑張ってそこでダメなら、2013年それ以降のレースでのリベンジはありません。いつものレースには出ると思うけど、そんなにシビアには走らないつもり。

洞爺湖マラソンが終わったら、お気楽に走って、あとはカヌーだもんね~。
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2012.04.15

2012くりやま老舗まつりに走っていく会

恒例の、隣町で開催される、くりやま老舗まつりに走って行ってきました。今回は過去最多、20名のRUNです。
アバウトな私は参加表明した人の人数を数えてもいなかったので、15人くらいかなあなんて思っていたら、びっくり!だった。
朝起きた時は、霧で視界が数百メートル。ありゃ~と思ったけど、こんな天気の時は必ず晴れる。嬉しいことに風もほとんど感じない。
集合場所まで走ってくる人、バスで来る人、それぞれ自由。
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という事で、9時集合の待ち合わせ場所にみんなが揃ったころには空は青空。遅れてやってきたハクチョウたちの歓迎もあってRUNの部もいつもより賑やかで楽しいものでした。
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なぜ隣町のこのお祭りに走っていくかというと、酒蔵を開放して日本酒の無料試飲があるから。車で行っては楽しめないのです。
だったらランナーは、走っていく。これ基本。
まずは温泉に到着して日本酒風呂で汗を流し、それからいよいよお待ちかねの祭り会場へ。
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お天気にも恵まれたせいで、例年よりも更に人出も多かった。
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みなさんいい感じに出来上がって、帰りはバスで帰ってきました。写真は、つまみの残骸ね。

また来年も行きましょう。遠足みたいで楽しいよね。
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私は、その後一旦家に帰ってから、すぐ札幌へ。
ようやく手に入ったチケットを握り締めて、ヤマタツLIVEへ。ニトリ文化ホール最後尾席初体験。しかし、今回のライブでも、TATSURO氏に励まされて帰ってきました。

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2012.03.13

GO WOMEN 名古屋に咲いたランナーの華

震災からちょうど一年目の2012年3月11日。第一回目の名古屋ウィメンズマラソンが開催された。
ロンドンの代表選考の最終レースとなる重要な大会であると共に、この大会は、世界で一番多くの女性が集まってフルマラソンを走った大会となった。
スタートした人数は1万3114人。完走率は97%だったとか。
42キロ先のゴールを目指す女性はみんな頑張っていたと思う。ほとんどが自分の意志で申し込み、強い意志で完走を目指したはず。
みんなが輝いていた。
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イケメンがティファニーのペンダントを渡してくれるからという理由ではなくて(笑)、私がこの大会を走りたいと思ったのは、走り始めたころ(35年ほど前)は、フルマラソンだけでなく女性が走るという事がまだまだものめずらしかった時代から、大規模都市フルマラソンで女性だけが42キロ先を目指す時代に変わるその日に自分がその場にいたかったから。

できれば、ぱっとしないここのところのレースを払拭すべく良いタイムで走りたかったけれど、本番前の数ヶ月の練習具合を振り返ってもせいぜい良くて4時間程度でしか走れないと自分でわかっていた。
だからといって逃げることなく自分らしく笑顔で42キロを駆け抜けたいと思っていた。
当日は、青空に恵まれたマラソン日和。スタートラインに立った多くの女性を祝福してくれるような天気だった。

私のレース内容は、ひどいもので、またしても内蔵をやられて10キロすぎから胃の中の水分も空っぽにするまで吐きながらのふらふらRUN。そのせいか20キロ過ぎで転倒のおまけまで。
公式トイレ、コンビニ各社(7&11、サンクス、ローソン)、ガソリンスタンド(コスモ石油)のお世話になりつつ、ゴールを目指した。
30キロ過ぎの私設エイドのオレンジに猛烈に助けられて、そこから先は急激に元気が出て、35キロの壁もなく、コース図を見ると後半ずいぶん上りがあるのに、それも全く意識しなかった。それまでのボーっとした低血糖のような状態から急に目が覚めた感じ。
frunの東海の応援隊や、北海道からのgenさんやふれっぷさん、あんさんご夫妻の応援もうれしくかった。タイムは、ワーストから数えたほうが早いくらいのものだったけれど、完走のペンダントはしっかりいただいて、満足だった。

スタート直後、横を走っていた女性が「見て、こんなにたくさんの女がフルマラソンを走ってるんだよ。すごいよ!」と言っていた。
私も同感。
印象的だったのは、だらだら歩いている人がほとんどいなかった。みんなゴールを目指して一生懸命走ってた。ティファニーに惹かれてフルマラソン走ろってみようかなって軽い気持ちで申し込んだ人も、ちゃんと練習してこの大会に臨んだはず。
新しい時代が来たんだなって感じた。

ゴール後ドームの観客席にいた父親と男の子二人。小学生と幼稚園くらいの男の子は、次々ゴールするランナーたちをずっと見ていた。そして父親から「お母さん、ゴールしたぞ。わかるか?」と聞かれ大きくうなずいた。お母さんも遠くの子供たちを見つけて大きく手を振った。「お母さん、頑張ったね。カッコイイね」と子供たちに声をかけると、キラキラ輝いた瞳を私に向けて、うれしそうな笑顔を見せてくれた。
この家族のような物語がこの日走った女たちそれぞれにあるんだろうなとしみじみ思った。

そして、2時46分。ドーム内で黙祷をしながら、震災で亡くなった方たちを思った。その中にも多くの女性ランナーがいて、マラソンの練習をしていたんだろうなあ。こうやってここに集まって走れる幸せをかみしめた。

ティファニーのペンダントには、“GO WOMEN”の刻印が入っている。417741_271300222947701_100002031759368_610559_1202223521_n

女性ランナーのみなさん、これからも止まらずに走り続けましょう。


走ることで、何かが変わるかもしれない。

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2012.02.29

寒くて厳しい冬の終わりの日

今日は、閏日。儲けたような損したようなそんな冬の最後の日でした。日中は気温が上がってポカポカと暖かく、道路の雪は溶けて水溜りになり、少しやっかいな季節がまたやってきます。

何十年ぶりという連日の雪に悩まされた北海道。そして冷凍庫の中に入ったきりの凍った空気が慣れっこになってしまって、マイナス10度じゃ「暖かいな」なんて感じる分厚い皮膚になってしまいました。
朝RUNの時に写真を撮って、Facebookに載せるという些細な事にモチベーションを繋げてようやく今日が冬の最終日。

そんな中でもお楽しみはあったりして、先日は今年もfrun北海道の恒例行事になった感がある、tony79さん宅で行われた蕎麦会があったし、1月の終わりにはうどんRUNと称して我が町の「ほくほく庵」~ながぬま温泉へと走っていったり。
そうだ!つどーむにも走りに行ったんだ。30K。
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tony79さんちで行われた蕎麦会。食べる前にはちゃんと走ったよ。

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ほくほく庵にうどんRUN

嬉しいことは、frun新入部員勧誘活動がこの冬は案外上手くいったこと。グラフの☆は伸びました。(誰かとキャンペーンをやってるわけでもなんでもありませんが・・・)
お誘いしてfrunに入っていただいた皆さん、どうぞよろしくお願いします。深く入りすぎず、緩い感じで、でもしっかり繋がってるそんな仲間になれたらいいなと思っています。

すっかり月1更新になってしまったブログですが、細々と続けるつもりです。
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2月26日東京マラソンの後走りに出たら、こんなだった。

明日から私の季節カテゴリーは春に突入いたします!どんなに寒くても雪が降っても、3月からは春です!春!

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