マラソンとキャンプ
日曜日の美瑛ヘルシーマラソンに伴走で参加のため、前日からスタート地点そばの「国設白金野営場」にキャンプをした。
土曜日の午後到着すると目の前にソロテントが二つ。ライダーさんかなとあまり気にもとめていなかった。
夕方、ふっと目の前にマラソンのゼッケンなどの一式を持った高齢の男性お二人が歩いていたので、ああ前日からここに入って翌朝のマラソンに備えるという人が他にもいたんだなあと考えていた。
無事、日曜日のマラソンの伴走も終了し、再びキャンプ場に戻って夕方一息ついていると、昨日の二人が炊事場でなにやら洗い物をしている。やはり今走ってきたような格好だ。
炊事場に行って「どちらから?」と伺うと、「埼玉です」という答えが返ってきた。
どうやら毎年恒例でこの美瑛のマラソンを走っていてこのキャンプ場に宿泊しているらしい。
それだけなら別に驚きもしないのだが・・・。
なんと夏の間、マラソンとキャンプを楽しむために北海道をあちこち旅していると言う。次のレースは6月27日の「サロマ湖100キロ」。ご兄弟で「キャンプとマラソン」が趣味との事。
あわててテントに戻って参加者名簿を見ると、74歳と80歳。弟さんは、サロマのあと釧路から函館まで歩いて移動の予定とか。
二人ともバックパッカーだった。
急いで移動する必要もなし、好きなことを好きなときに好きなように悠々と楽しんでおられる姿を見てなんだか感心してしまった。翌日、次の合宿地の士別(笑)へ大きなリュックを背負って出発していかれた。
サロマ湖100キロぜひがんばって欲しいと思う。
私もあんな風に年を取りたいもんだ。だれか一緒にバックパックを楽しむ未来のおばあちゃんはいませんか?
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