走って伝えられること
11月1日のNYCマラソンは、男子がアテネ五輪銀メダリストの、ケフレジギ(アメリカ)、 女子がエチオピアのツルが優勝して今年も終了しました。そしてすでに来年(2010年)の申し込みが始まっています。
私のRUN仲間も無事完走。きっとみなさん楽しい思い出ができたでしょう。
そんな中で、かきたまうどんさんは、今回初めてNYCマラソンを走り、こんな事を考えました。
-----------以下、かきたまうどんさんのメッセージ引用です。
「癌の最新治療は早期発見である。
怖がらずに定期的に検診を受けて、素早く対処しよう。
癌になっても手術しても、こんなに元気に楽しく、走れる。
あきらめないで。こうして何にでもチャレンジできるのよ!」
こんなメッセージを送りたいのです。
背中に自分のメッセージを書いて、相手の写真を貼って、走っている人を何人も見ました。
親が亡くなった、子供が亡くなった、そのメモリアルで走っている人、
愛する人へ、病気の友人へ、願掛けみたいなパワーを送るために走っている人、
自分の走る意味を提示して走っているのです。
私もそうしたい!
乳癌になったのは、マラソンに出会ったのは、意味があることだから。
私の使命なんだと思いたい。
本当に素敵なマラソンでした。
沿道のかたに、「あなたならできる!」と何百回も声をかけられ、
「ありがとう」と何百回も言葉を返す。
こんな素敵な交流は他にはないなぁー。 感動しますよ(*^_^*)
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かきたまうどんさんとは、私が初めて東京国際女子マラソンに参加した2006年にWEB上で知り合いになりました。
お互い初国際レースで健闘を誓い合い、冷たい雨の中を夢中で走りました。
目標に向かってチャレンジする事を常に忘れない素敵な東京国際女子マラソンの友の一人です。
そんな彼女に、翌年の夏の検診で「乳がん」が発見されたのです。すでにエントリーをしていた2007年の北海道マラソンの直前に手術をして、
11月の東京国際では、沿道で大きな声援を送ってくれました。そして昨年の最後の大会では同じスタートに立つことができました。
本人にしかわからない苦闘を乗り越えてきた彼女の強さは素晴らしいと感じました。
そんなかきたまさんが、走った今年のNYCマラソン。彼女は、上のようなメッセージをくれました。
癌と戦って、それに打ち勝ち、さらに「走ること」で多くの人に「自分の思い」を伝えて行こうと思ったかきたまうどんさん。
あなたはとっても素敵です。
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