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2012.08.29

戦いは終わった-2012北海道マラソン

一週間前から暑い日が続いて結局当日も暑い。やっぱり北海道マラソンの日は暑いと決まってるみたいだ。
今年からスタート地点は大通に変わって、テレビ塔の時計が1分前からカウントダウン。
いざ!大通がランナーで埋め尽くされて私はこの感じ好きかも。DSCN1623
(写真はNAOJIさん撮影)

今年の北海道マラソンの目標は完走。そう、ただの完走。
タイムは狙えない。1ヶ月どのくらい走ってるのかもよくわからないし、フルマラソンのきちんとした練習は何もできていない。足を使わず川にいる時間が今年も多かった夏。そんな夏の終わりに、なんで好き好んでこの苦しい北海道マラソンに出るのか?
それは、たぶん私の「安否確認」。札幌生まれ、札幌育ち。沿道に住んでる友達たくさん。私が走ってることをしってる人ももちろん多く。翌日の北海道マラソンの完走者の記録をくまなくチェックしてくれる人もいて。
私は元気で走ってますよ。という事を、いろんな人に確認してもらうにはこれを走るのが一番なのです。

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(写真はFacebook Hokkaido Marathon より)
タイムは狙えないのなら、沿道の応援にはにこやかに手を振り、笑顔で走り続ける・・・はずだったんんだけど、暑さに弱いウィークポイントがしっかり出てきて、水分受け付けなくなった。飲んでも吐く。
おなかの調子も悪くなり(たぶん腸の動きもおかしくなるのか)トイレに何度も駆け込む。又か・・・。今まで何度、こんな風になって途中でレースを止めたことか。
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(写真はFacebook Hokkaido Marathon より)
しかし、今年はあきらめない。こんな事には慣れっこなんだ。
胃にたまった水分は吐けばすっきりする。ジェル系の補給は濃度が濃いので受け付けなくなってしまうから、頼みは私設エイドの果物。今年は私設エイドが多かった。果物や飲み物、氷など色んなものを用意してランナーたちを待っている。走友会の仲間に用意した貴重な果物を惜しげなく差し出してくれる。本当にありがたかった。
体のグリコーゲンはもう枯渇状態だったけれど、ゆっくり走れば大丈夫。私には、脂肪がある。脂肪をエネルギーに変えるくらいのゆっくりスピードで走っていればいつかはゴールにたどり着ける。
そう信じて、ひたすら走った。みんなが嫌いだという新川通に苦手意識はあまりない。なぜって、私の町の農道を走っているのとたいした変わらない直線の長さ。新川通は応援もあるし、ランナーもたくさん。
進んでいれば折り返せる。折り返したらあとは終盤戦を乗り切るだけ。我慢大会。
道端で胃の中の水分を出しているとすかさずバイクのエイドがやってきて、大丈夫かと聞かれる。
「はい、ここでやめます」と言えば楽になるけど、今年はそうは言えない。
「大丈夫。慣れてるから。吐けばすっきりします。」
何度もこう答えながら、北大の手前までやってきた。
さあ、ここまで来たらあと数キロ。時計を見たら完走はできそうなタイム。記録なんてもうどうでもいい。
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NAOJIさん撮影。北大構内のエイドの様子。
北大~道庁~大通は、元気に走るよと決めていた。あと2~3キロなら
ガス欠になっても大丈夫なんだ。
frunのnaviさんやふれっぷさん、いちびりさん、仮装のりっきさんも近くでレースの終盤を迎えている。
北大で、frunの応援部隊を見てうれしくなって、あとはラストスパート(のつもり)。

フィニッシュライン数百メートル手前から、ちゃんとグリコポーズ。ありえないくらいひっどいタイムだけど、堂々とゴールしようと思った。
なんだかうれしくて、「やったやった~」と叫んでいたかも。
長い長い4時間45分??秒。北海道マラソンベストの時と完走のうれしさは変わらない。か、それ以上。苦しんだ分うれしさも大きかった。

これでみなさんに私の安否を確認していただけると、ホッとしてたのに、翌日の朝刊を見ると年代別上位100位しか載ってない。
すみません。これだけ遅けりゃ載ってないわ。
来年は、ちゃんと上位100位には入るように頑張ります!

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大通発着になって、参加人数も増えてリニューアルした北海道マラソン。エイドのボラのみなさん。本当にありがとう。後半、後ろのほうは紙コップが足りなくなったエイドもあったけど、色々工夫してランナーに水を用意してくれました。
最初に立ち寄った中標津十二楽走の私設エイドには、本当に救われました。実は、もうあの時はフラフラで・・・。何か糖分を口に入れないとやばい!という状態でした。スイカおいしかったです。あと梅干も助かりました。ありがとうございました。

暑い中一万人以上が戦いに臨み、札幌の街を駆け抜けた、新しい北海道マラソン。来年もよろしく!
今度は、まともに走りたいですよ。

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Comments

こうめ師匠、お疲れ様でした。
やっぱり凄いです!! 
ロス五輪のアンデルセン選手を思い出しました。

中継速報のラップタイムを見てましたけど、15キロ前後の5キロラップが31分を超えていたのでアレっ? って思いましたけど、その後ペースが上がってたので大問題タイムだったのかと思っていたら、30キロ手前ぐらいからのラップタイムが42分を超えていたので、いったい何があったんだろう??? と心配してました。 やっぱり凄いことになってたんですねぇ。 

本当に完走おめでとうございます。お疲れ様でした。

でも、北海道の方々には真夏の30度前後の中でのマラソンは不利ですよねぇ~!?
たとえば関西のランナーの皆さんは4月から暑さを感じながら日々の練習で走っていると思うけど、たぶん北海道のランナーの皆さんは6月ぐらいから暑さを感じるんではないでしょうか、当然暑さの中で慣れている時間が違いますよね。特に関西は6月から30度になるし、7月からは朝晩でも30度近くあります。何もくなくても身体が暑さに慣れるんですよね。北海道の方が寒さに強いように。

それなのに、なぜ北海道民に不利な時期に、北海道マラソンを開催するのでしょう?

Posted by: Haruppe | 2012.08.30 at 07:18

Haruppeさん。ありがとうございます。
暑さを感じて走ることなんか、大会までに2回か3回くらいでしたよ。何せ、この町、朝はめっぽう涼しくてぜ~んぜん暑くありません(笑)
マイナス20度の真冬に大会をやってくれればいいのに。

夏に開催となったのは、ずっと前には世界陸上選考レースだったりしたからじゃないでしょうか。暑い地域で開催された場合にも強い選手を選ぶためかな。
今はもう市民大会なんだからこんな真夏にやらなくてもいいのにね。何せ体に悪いです。

Posted by: こうめ | 2012.08.30 at 07:24

でも、「夏まつり」だから…。(笑)

Posted by: ふれっぷ | 2012.08.30 at 11:05

そうか、冬にやったら雪祭りとかぶりますかね。

Posted by: こうめ | 2012.09.01 at 22:12

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