これまでの10年とこれからの10年
私のミレニアム(2000年)は、ボストンマラソンから始まった。そして初めてのウルトラマラソン(サロマ)
参加とランナー的にも新しい時代に入ったように思えた。というより、新しい時代に入りたいともがいていたような2000年だった。
もがけばもがくほど、どんどん暗闇にはまり込んでしまって、ついにほぼ寝ながら走っていたような3年間。
心と体がバランスを失ってしまった期間だったと思う。3年も寝ぼけていたらとうとう目を覚ましたくなって、
忘れもしない2004年1月1日から、本当のランナー復活目指してのランニングを始めた。
そしてそこからは、今まで30数年のランニング生活の中で最も輝いていたかもしれない5年間だった。
年齢を重ねても記録は伸びる。そう信じてその通り記録を伸ばして。いつも次の目標を決めて、それに向かって走っていた。
そして、敢えて目標は決めずシンプルに走りたい時にだけ走って過ごした2009年。今年もあと数時間になった。
朝のうちに近所の神社を経由してながぬま温泉へ。今年のランニングの締めは約4キロ。大晦日の温泉は、
いつもの混雑がうそのようにがらんとしていてのんびりできた。
考えてみると10年なんてあっという間。この10年はランニング以外の自分の人生でも激動の10年だったと思う。
どんな状況でも走ることだけは忘れなかった自分は偉い!と褒めておきましょう。
さて、これからの10年。
50代半ばから60代半ばの10年。あっさりしたものになるのか、さらに激動になるのか。
チャレンジしたい事はランニングに限らずまだまだたくさんある。一つ一つ実現できるように、しかし欲張らず、私らしくやっていく事にしよう。
10年たって、振り返った時に「まあまあだったわ」と言えるくらいがいいなあ。はて、63歳のこうめさん。どんな、
ばあちゃんになっているのでしょうか?まあ、期待しててくださいませ。
では、みなさま。
良い年をお迎え下さい。
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Comments
10年って長くて短いですね。
2000年問題でコンピュータがどぉのこぉのってやってましたよね。
わたしは《ノストラダムスの大予言》は本当にある!と密かに思っていたので
「あれ?あれ?」とあの日が過ぎていきました。
>どんな状況でも走ることだけは忘れなかった
わたしは何を忘れないんだろなぁ…と考えました。
先ずは病気治すこと(付き合うことかな?)をちゃんと見据えて、
新たな年を迎えたいと思います。
来年こそは、こうめさんと同じ大会を走れるようになりたいです!
Posted by: ぶらんぼう | 2009.12.31 19:25
「まあまあだった」って、いつも言っていられたらいいですね。
実は私の父が2年前にそんな事を言っていました。言えた親父は立派だったなーと思うこのごろです。
来年もよろしく。北海道に遠征しますよー。
Posted by: shimo | 2009.12.31 20:00
ウチの職場で、一番元気な方達は、60代の前半です。
だからこうめさん、あとの10年も元気で生き生きと過ごせますよ。
『どんな状況でも走ることだけは忘れなかった』
この言葉、私も言えるようになりたいと思います。
来年も、素敵な一年になりますように。
Posted by: 海実子(みみこ) | 2009.12.31 20:02
ぶらんぼうさん。あせらず少しずつ治してくださいね。それから東京マラソン!うらやましいレース、楽しんでください。
Shimoさん。そうでしたか。まあまあだったと言えるよう精進しなければと思います。
北海道遠征!それは楽しみ♪
海実子さん。私の周りにも元気な高齢者(70~80歳代まで)がたくさんいらっしゃいます。あんな風になりたいものだとうらやましく思っていますよ。
今年も楽しい一年になるといいですね。
Posted by: こうめ | 2010.01.01 06:05