新しい時代の始まり-北海道マラソン2009
新コースになって、制限時間が緩和された北海道マラソン。
天候は曇りで涼しくて絶好のマラソン日和。過去最多の7364人が走り、6749人が完走。過去最高の92%だったとの事。
気負わず楽しく、楽なペースで走ってきました。
だからとっても楽しかった。
沿道の応援がすばらしくて、鬼門と言われた新川通も大勢の人が沿道に出ていて、トップ選手が通過したあとでも、
多くの人がランナーに暖かい声援を送ってくれました。
北海道マラソンが始まった頃は、エリートが出るちょっと敷居の高い大会だったのが、だんだんと皆が目指せる大会になり、
そして今年の大会で北海道マラソンは大きく変わったんじゃないかと思っています。
今回の新コース。私は大好きだった。スタート地点の中島公園は、真駒内公園のように全体は見渡せないけれど、木陰がたくさんあって、
気持ちが良かったし、道路からのスタートもなかなかいいじゃないと感じました。直線が続く新川通は広々とした北海道らしい道路だし、
40キロ付近の北大構内は、まるでNYCマラソン最後のセントラルパークの中のような気分でした。
こんな風に絶え間なくランナーが通り過ぎる日が札幌の街に年に一度くらいあってもいいよねって、
市民のみなさんが思ってくれているような気がしたのは気のせいでしょうか。
エリートのための大会じゃなく、みんなのための大会だから、家族やご近所さんや友達が大勢エントリーしてこの日のために練習してきた。
それをみんなで見て応援してあげましょうっていう雰囲気が満ち溢れていたような気がします。
特筆すべきは、ボランティアのみなさんのすばらしさ。給水所では、ただ紙コップを差し出すだけでなく、しっかりとランナーの目を見て
「頑張れ~!」って声をかけてくれます。きっと最初のランナーから最後のランナーまでず~っとみんなに声を駆けれくれていたんだと思います。
小学生や中学生をはじめ色んな年代の方たちが一緒になってボランティアを楽しんでいた。そんな風に思います。
私は、今回お世話になったボランティアのみなさんにも、メダルを贈りたいと思います。
楽な気分でファンランで、沿道にはにこやかに笑顔を振りまき、声援には応える。この目標をクリアできて満足です。おまけに、
35キロ過ぎから少しだけどペースアップできたのは今までなかった事。前半押さえるとへたれないのね~。
スタート前のゴール予想タイム、3時間45分くらいにほぼ近いゴールでした。
ついに40分切って自己ベストだったアラフォーの美ジョガーさん、おめでとう。
スタート直後に転んで膝から血を出しながらしっかり笑顔で完走のほしこさん、おめでとう。
楽しいね~って言いながら軽快な足取りだったぶんぶんさんもおめでとう。
続きは・・後日ね。
楽しい最後の夏の一日でした。
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