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October 2007

2007.10.29

ニューヨークの秋

先日のエントリーで書いた村上春樹氏の新刊「走る事について語るときに僕の語ること」。
一回目はとにかく早く読みたくてざ~っと読んだけれど、ただいま2回目を熟読中。読み進むうちに、う~む、 ふ~むと自分のこれから残された人生(たぶんあと3分の1くらい)を考えてしまう。
2004NYCマラソン
(写真は2004年のゴール直後の様子)

本の中の第7章「ニューヨークの秋」は、彼の自宅であるマサチューセッツ州ケンブリッジで書かれたものだ。 ちょうど2005年のNYCマラソン1週間前の練習の様子や心境が綴られている。
彼は、マラソンを走るためにNYの街を訪れると、ヴァーノンデューク作曲のバラード「ニューヨークの秋(Autumn in Newyork)」を思い出すと書いている。

P182からの引用

 11月のニューヨークは実に魅力的な街だ。空気は意を決したかのようにきりっと澄みわたり、セントラル・ パークの樹木は黄金色に染まり始めている。空はあくまで高く、高層ビルのガラスが太陽の光を豪勢に反射させている。 ブロックからブロックへと、限りなくどこまでも歩いていけそうな気がする。バーグドーフ・ グッドマンのウィンドウには上品なカシミアのコートが飾られ、街角にはプレッツェルを焼く香ばしい匂いが漂っている。
 レースの当日、僕はニューヨークの秋を、その「蠱或(こわく)の光景」を、 自分の脚で駆け抜けながら心ゆくまで味わうことができるのだろうか?それともそんな余裕なんてどこにも見当たらない、 ということになるのだろうか?もちろん走ってみなくてはわからない。それがマラソン・レースなのだ。

10年前の1997年11月2日、私は初めてNYCマラソンを走った。私の41歳の誕生日の翌日の事だった。
スタートまではなんとか降らずに我慢していた空模様も、途中から豪雨となり、マンハッタンの1st.Ave.では、雷まで鳴り出す始末。 雷の音に負けないように自分も叫びながら走っていた。
全身ずぶぬれになりながらも不思議と辛さを感じることもなく、 ずっしりと重くなっていったTシャツの裾を絞りながらゴールを目指したのを覚えている。
そして雨は、ゴール間近のセントラルパークに入った頃には止んでいた。ゴールした私の目には、黄金色に輝く木々と虹が飛び込んできた。 あの虹の光景は今でも目をつぶるとはっきりと思い出すことができる。
あれからもう10年経ったなんて・・・。


ニューヨークの秋は、 本当に美しい。そんな良い季節にNYCマラソンが開催されます。
11月の第一週目の日曜日。今年はどんなドラマがあるのでしょうか?
あの人や、この人が今年も走るNYCマラソンは、11月4日 (現地時間)です。

Have a good time!
彼がいうように、「マラソン・レースは楽しんでこそ意味がある」と思います。
ニューヨークの秋を満喫してきてください。

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2007.10.21

「市民の部」出場決定のご連絡

来た!
朝6時過ぎに朝刊を取りに郵便受けを開けたら、新聞の上に乗っかっていた大きな速達の封筒。いったいこれはいつ配達された?

2007東京国際女子マラソン大会 実行委員長 澤木 啓佑 さんからのお便りだった。

市民の部 競技者各位

2007東京国際女子マラソン大会「市民の部」出場決定のご連絡

 平素からマラソン競技会をはじめ、各大会にご参加賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、この度は20007東京国際女子マラソン大会「市民の部」にお申し込み頂き有難うございます。今大会は、 10月5日の受付締め切り時点で、国際の部(150人)・市民の部(定員450名)ともに申込者数が定員を超えました。日本陸上競技連盟・ 東京陸上競技協会において、申込者に対する厳正な資格審査および出場者の選考を行った結果、貴女の出場が決定いたしました。 下記資料を添付の上、ご通知いたします。
 添付資料のないようについて事前にご確認ください。大会まで1ヶ月程度あります。体調に十分留意され、ベストコンディションで臨まれ、 自己記録を更新くださいますよう期待しております。

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2007.10.20

私も、走ることについて語りたくなった・・・

朝から強風と断続的な雨で、長い距離は走れそうにもない雨の休日。そんな日に届いた村上春樹の新刊。走ることについて語るときに僕の語ること

走ることについて語るときに僕の語ること

1982年から走り始めて、ニューヨークやボストン、 そしてサロマ湖100キロウルトラマラソンなどのレースに出場した経験がある村上春樹氏が、走る事について書き下ろしたこの本は、 私にとっては待望の一冊だ。
今回は、図書館から借りたのではなくて、ちゃんと購入。

ランナーとしての春樹氏が走ることを語ることは彼について語ること同様になるのかなと思っていたが、その通りだった。

本を開くと、まず前書き。今年の8月に書かれたものだった。
そうそう。そうだよ。と、「もうだめだ」と思ってしまったあの暑かった夏の最後の一日の事を思い出した。

その後のページの目次で、1章から9章までのタイトルを読んだだけで、なぜか涙が浮かんできた。
自分の走ってきた30年あまりがなぜかぐるぐると頭の中を渦巻いてしまったから。

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2007.10.08

札幌マラソン・・・良かったんじゃないの?

秋空の下、全種目合わせると1万人以上の参加者が集う札幌マラソン。今年も、 ななかまどの実が赤くなってきたなあと眺めながら地下鉄真駒内駅から真駒内競技場へ向かった。
いつもの場所はすでに大勢の人でいっぱい。きょろきょろしてるうちに、かずきさん一家やまっちさんたち、 それにNAOJIさんやichanを発見。ホッとする。

なんだかんだとしているうちに集合時間がせまってきたので、あわててアップ。(というか動くと大問題が事前解決できるので・・・) あわててアップはしたけれど、大問題は全面解決至らず。
まあいいや。スタートしても沿道にはコンビニいっぱいあるし。どこかに飛び込めばいいさ~~。
軽い気持ち~。

前日20キロ走をしてナンバー引き換えに行ったのは、札幌マラソン本番はフルのペースの確認するペース走の予定。タイムを狙うこともないし、 大問題も成り行き任せ。

という事で、今年も上田札幌市長の号砲でスタート。
最初の下りは飛ばし過ぎないように・・・。目の前に高速女性ランナーのまるこさんがいる。まるこさんを絶対追い抜いてはいけない。速すぎでつぶれるから。
となんとか斜め後ろあたりに付きながら下りを転げ落ちる。と・・・お腹も、ゴロゴロ。やっぱりね~。

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2007.10.01

カゼヲキル 1助走

図書館にリクエストしていた本が入ったので、早速借りてきて週末一気読み。

カゼヲキル 1 助走」 著者 増田明美 

カゼヲキルおなじみ増田明美さんの書いた小説の1巻目。
この後も続編が出る予定とか。

増田さんがどんな小説を書くんだろう?
またしても「風(カゼ)」ですよ。
走ることと風って深い関係があるのかな。
確かに私もほとんどいつも風と一緒に走ってるし・・・。
と、半分興味本位で開いた本だった。

読みやすいのであっという間に読み進む。
出てくる主人公の中学生は、増田さんの中学生時代を彷彿とさせる雰囲気の持ち主。
これからどんな風に成長していくのかちょっと楽しみといった感じだ。

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