2005年最後の馬追山

先日予定されていた馬追山トレイルランの日だけ、なぜか雪模様の天気で、残念ながらトレイルを走ることができなかった。その後、 雪は降らず。12月になるというのに、積雪はゼロ。当然、馬追山も白くない。

今日は仕事が午前中で終わったので、高いところに走りに行きたくなった。高いところ・・・って、天気の良い冬の朝は空気が澄んでいて、 南や西の山々が白く輝いて見える。今朝は、そんな朝だった。職場の窓から外を見ると左端には樽前山。そこから風不死岳や恵庭岳。 そして札幌の山々も朝日に当たって真っ白に輝いている。そんな冬の朝なのに平地には雪一つ無い。
仕事が終わるのをうずうずしながら待っていた。家に帰って急いでお昼を食べ、外へ出た。
北風がほっぺたを刺すけれど、弱い冬の太陽ながら日ざしがあるのはありがたい。 午後になると残念ながら太陽の向きが変って山はもやっとしてしまったけれど、空は青い。気持ちよくなって、 とりあえず眺めのよい方向へ走って行った。

馬追の名水入り口まで行って、トレイルの入り口を見ると雪が無い。馬追山に入るつもりは無かったのに、そこまで行くとどうも戻れない。 底の磨り減ったゲルフェザーを履いてきてしまったので滑るのがちょっと心配だったけれど、とりあえずトレイル突入。 地面は凍っていて意外に滑らない。がさがさと氷と葉っぱを踏む音が響く。
心拍数が上がりっぱなしでノンストップで登る。寒いから・・・。
途中、ご夫婦連れが降りてきた。「12月に登れるなんてね～。」と笑顔で話しかけてくれた。「そうですね～。（はあはあ）」
尾根まで出る道の最後の方の雪が張り付いている階段はさすがに走ることはできなくて、滑らないようゆっくり足元を注意して登った。
休憩無しで、なんとか尾根まで出て、そこからは下りが続く。ここはかなり気分良く、たったっと走って、あっという間に出口へ。
冬の陽はあっという間に傾いてきて、まだ3時前だというのに影がなが～くなっている。
そこからの下りはアスファルトの道を気持ちよくペースアップして、家まで全部で17キロ。（トレイル部分は3.4キロ）

予定をしていなかった馬追山で、カメラを持たずに出てしまったので、写真はなし。12月に雪のない馬追山を走れるなんて、良かったなあ。
行きたがっているyagiさん。週末、もし雪が降らなければ大丈夫ですよ。ご一緒できないのが残念ですが、 そんんなに長い距離じゃないので、朝のうちにさっさと走ることも可能。
北側の日の当たらない場所が一部分だけ雪が残っていますが、普通のシューズで大丈夫。
お勧めは遠くの山に朝日が当たる時間です。昼になると山の方は逆光になってしまって眺めが悪い。
でも、週末の予報は雪なんだよな～。