私が走ることを始めたきっかけは何だったろう?(もうずいぶん前のことなので、
もしかしたら今思っている事とは別の理由があったかもしれないけれど。)
当時(28年くらい前)は今と違って大会参加料もとても安いか、時には無料のものもあったりして、
おまけに帰りにはおみやげがもらえるという、すこぶるお得な休日のイベントだった。
タイムなど気にする訳もなく、出場していた距離も短かった(5キロ)ので、練習もほとんどなし。ほぼぶっつけ本番状態でレースに臨んでいた。
その頃は体重も今よりも10キロくらい軽かったこともあって、タイムもそこそこ良かったりして、
たまには入賞してしまうなどというラッキーな事もあった。
そんな訳で、至極気軽な気持ちで始めたランニングだった。
その後フルマラソンを走ってみようと思ったのは、これまたミーハーな理由だった。
テレビ番組で当時のアイドル郷ひろみがホノルルでフルマラソンを走ったのを見てしまったから。なんだか楽しそうだし、とりあえず行ってみる?
という気軽な気持ちで翌年参加したのだった。
そんなこんなで、もう気がつけば30年弱。自分でもびっくり!
ここ1ヶ月ほどの間に走り始めた人たちのきっかけも様々。
教祖(私)の強引な布教活動にそそのかされて、5月5日に旅先で5キロのレースに出ることになってしまった大阪のキャンプ仲間のHaruppe氏。なんと奥様のKayoppeさんと子供たちも走ることになった。
そしてNYCマラソンつながりのまっちさんのお仲間でNY好きのnanaさんやむさじんさん。6月12日の東京シティロードレースで10キロを走ることになった。
それにむさじんさんはGWに訪れるNYで開かれる4月30日のRevlon Run/
Walk for Women にも参加の予定。お二人の最終目標は、NYCマラソンを走ること。
NYCマラソンを走りたくて走り始めるという気持ちはよくわかる。あれに出ると軽い中毒状態になってしまうし・・・。
NY好きならあの大歓声の中を一度は走ってみたいと思うだろう。
健康のため、ダイエットのため、NYCマラソンやホノルルのように出たいレースがあるから、強引な布教活動に負けてしまった・・・等々、
走り出すきっかけは、一人ひとり違うと思うけれど、自分のペースで楽しく走れば長続きすると思うなあ。
今は、数キロ走るのもとっても大変だなって思っているかもしれないけれど、大丈夫。ぼちぼち走っていれば心配することはありません。
そのうち「楽しい」って言葉の中に、苦しい練習も含まれたりする事も出てくるかもしれないけれど、走り終えた後は何かが残ると思います。
あの髭の監督が道場のトップページでありがたい事をおっしゃっていますし、
やっぱりマラソンは人生にたとえてもいいようです。
ベテランランナーの皆さん、あなたが走り出したきっかけは何ですか?
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